
「web3版YouTube」を目指す動画プラットフォームが続々、クリエイターエコノミーを変えるか?|AMP
インターネットの新たな形と言われる「web3」。ユーザーがコンテンツを消費するだけだった「Web1.0」、ユーザーも提供サイドに関わるがビッグテックが中心的な役割を果たす「Web2.0」に続く「web3」は、ブロックチェーン、トークンなどのテクノロジーを取り入れることで、ピア・ツー・ピアの分散型ウェブ世界を構築しようというものだ。
「web3版YouTube」を目指す動画プラットフォームが続々、クリエイターエコノミーを変えるか?|AMP
動画配信サイトと言えばYoutubeやTwitchなんかが有名ですが、次世代の動画配信プラットフォームの世界にもWeb3が登場してくるかも…な記事を見つけました。
てことで、なかなかに興味深い内容でしたのでシェアしようかなと思います。
クリエイターに最大限還元する動画配信プラットフォーム
Youtubeで配信している人たちのことをYoutuberと呼ばれて久しいですが、そんな彼ら彼女らが動画配信でお金を稼ぐことはなかなか容易ではないようです。
記事にあるドイツの市場調査専門企業Statistaによると、Youtuberの97.5%が米国の貧困ライン12140ドル(日本円で約170万円=1ドル140円換算)を超えていないようです。
おそらく年収のことだと思われますが、つまり100人うち2.5人しか、Youtubeで稼げていないとのことですね。
なにより問題なのが、プラットフォームの都合に合わせた動画を作る必要があるらしく、自分が作りたいものを作ったところでそれがプラットフォームの望んでいる動画内容と乖離していると、ほとんど稼ぐことができないようです。
そういった、プラットフォーム都合の動画配信サイトは、いわゆるクリエイターにとっては非常に不利な立場になるとのことです。
そこで登場するのが、Web3技術を駆使した動画配信プラットフォームということですね。
記事内ではOdyseeと、DTubeというプラットフォームを紹介しています。
これらのプラットフォームは、独自の暗号通貨を利用し、クリエイターにほぼ全てを還元する仕組みをとっています。
Youtubeなどの動画配信プラットフォームは、手数料を30%ほど取られることを考えると、よりクリエイターファーストと言える仕組みですね。
こういった仕組みが広がってくると、より稼ぎやすい環境が生まれるということです。
Web3技術を用いた動画配信プラットフォームを覗いてみたところ…
筆者は初めて聞いた動画配信プラットフォームでしたので、とりあえずそれぞれのサイトを見に行くことにしました。
で、感想はというと…
…まぁ、あれですね。
日本人がまったくおらず、そして再生数も推して知るべきという凄惨たる状態ではありました。
一言で言えば、全く流行っていなかったですね。
調べ方が悪かったのかもしれませんが、日本人が全くいないこともあり、どの動画も数十回の再生回数というトンデモ状態でした。
この感じだと、もしかしたら1億年たってもYoutubeには追い付けないんじゃないかなぁと思うレベルの再生数でしたね…
そもそもとして、Web3という用語自体やっと最近知られるようになってきている中で、動画配信プラットフォームをみんなで管理する…というイメージが付きにくいのだろうと思います。
さらに言えば、Youtubeの方が圧倒的に参加者が多く、そして面白いのに、わざわざWeb3技術を駆使した動画プラットフォームを見る必要性は、今の所全くありませんよね。
というよりも、いわゆるインフルエンサーと呼ばれる有名な人が多数参加して行かないと、なかなか盛り上がらないように思います。
ということで、Web3技術を使った動画配信プラットフォームが世間に知れるようになるのには、まだまだ時間がかかりそうにみえますね~
おわりに
全く流行っていない点を差し引いたとしても、筆者的にはWeb3の技術を利用した動画配信プラットフォームという考え方は非常に興味深く思います。
今はまだ色んなものが導入期だと考えています。
今回のWeb3技術を使った動画配信プラットフォームも、いずれは世間に受け入れられるかもしれません。
そういった意味では、今のうちに唾をつけておくのもいいのかもしれませんね。
ところで疑問なんですけど、今回紹介しているOdyseeとDTubeの暗号通貨って、一体どこで買えるんでしょうねか…
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