
概要
Web3領域においてゲームと言えば、NFTを使ったゲームが挙げられますよ。
ただ、そんなNFTゲーム界隈には、重大な問題が潜んでいます。
筆者も以前からNFTゲームについてあーだこーだ文句を垂れていましたが笑、そんななかこんな記事が載っていましたのでシェアしたいなと思います。
数カ月も弱気相場が続いているが、その前は18カ月近く、強気相場が続いていた。盛り上がりの中心は、NFT(ノンファンジブル・トークン)だった。そして同時に、Web3ゲームに関して注目すべきストーリーも生まれた。
ゲーム業界はWeb3を必要としているのか、ゲーマーはどうか?【コラム】|coindeskJAPAN
さて今回は、このゲーム業界におけるWeb3の価値について深堀していきたいなと思います。
Web3ゲームの現状把握
冒頭でも書いた通り、Web3ゲームと言えばNFTゲームが挙げられますよね。
有名な所ではアクシーインフィニティという、ベトナム発のゲームがあります。
一時人気はとんでもない状態で、これでフィリピンの家族なんかが一時の幸せを手に入れられたといったニュースを見たことがあります。
これ以外にも、例えば最近よく目にするクリプト忍者も、NFTゲームと呼ばれるジャンルですね。
こんな感じで、海千山千のNFTゲームが発表、開発、発売されています。
これらの動きを客観的に見ると、非常に多くの企業が、【ゲームを遊んでお金を稼ぐ】と言った領域でお金儲けを狙っているのが窺えますね。
誰もが簡単に始められないNFTゲーム
ハッキリ言って、NFTゲームに未来はないです。
と、いきなり問題発言をぶっこんでしまいましたが本当なんだからしょうがない笑
このコラムの筆者であるEverett Muzzyは、現在のNFTゲームの動向についてこう結論付けています。
「Web3ゲームが成功するためには、何よりもプレーが楽しいものでなければならない」
現状のWeb3ゲームの仕組み的には、まず先にゲームを遊ぶために高額のNFTを買わなければいけません。
例えば、galagamesという謎のWeb3ゲーム会社があります。
彼らは文字通り、たっかいたっかいNFTを買わないとゲームができないようにしています。
それこそ当時は数万円払ってやっと遊べる状態です。
なぜNFTを販売しているかというと、これをしないと手元資金がない状態だからのようですね。
いわゆる開発資金だったりランニングコストだったりでしょうか。
しかし彼らがやっていることは、面白いかどうかも分からないゲームを始めるにあたって、先に超高額のNFTを買ってもらうことを前提にしている状態。
「このゲームをやればお金儲けができるよ!
その代わり、高額のNFTを買ってね!」
と言っている状態なんです。
つまり、その先のお金儲けをちらつかせてNFTを売っているだけに過ぎない、実にしょーもないビジネスモデルなんですよね。
(まぁそのしょーもないビジネスモデルに乗っかりかけて暗号通貨〇万円分買っちゃったという噂が筆者の中で流れてますが。なお今の価格はそりゃもう目の当てられ…)
もちろんそうしないとゲーム運営ができないから…という気持ちはわからないでもないです。
けれど、だとしたらそのビジネスモデルに問題があるようにしか見えないんですけどね。
ゲームを運用するうえでの優先順位をはき違えている
ゲームにおいて、もっとも大切なことはたったひとつ。
【面白いこと】
これに限ります。
間違っても、お金が稼げそう、という理由では始めません。
仮にそういったお金が稼げそうだから始めた…という人がいたとしたら、それはゲーマーではありません。
ただの、金の亡者、ですね。
そりゃもちろんかくいう筆者もごりっごりに投資をしています。
お金が余ったら全部つっこむぐらい、資産形成に全力を費やしています。
だから、ある意味で言えば金の亡者と呼ばれてもおかしくはありませんし、その通りだと認めもします。
ただ、それにはちゃんとその先にある目的があるのです。
自分がやりたいことを目一杯やるための障害を排除するためです。
で。
ゲームをする目的って何でしょうか?
そもそも、ゲームって何のために生まれたのでしょうか?
そんなの誰が考えてもわかることではありますが、楽しむため、ですよね?
だれもお金儲けのためなんて考えていませんよね?
けれど、今のWeb3を使ったゲームに関しては、こうなっている状態です。
お金儲け>>>>>>楽しみ
しかしゲームのあるべき姿はこう
楽しみ>>>>超えられない壁>>>>お金儲け
だからこそ、まず絶対の条件として、いかに楽しいゲームを提供できるか、これにかかっています。
そしてその条件を、これっぽっちも達成する気がないのが現在のWeb3ゲームの現状と言えます。
おわりに
冷静に考えて、数万円もお金があったらニンテンドースイッチと、それに付随するゲームを買った方が圧倒的にたのしいですよね。
Steamの売れ筋トップ10を買っても、10万円以内で収まりますし、満足度も半端ないでしょう。
そういう環境下において、何をどう考えたらNFTゲームをゲーマーがやるのかっていう話です。
では逆に、どうやったらNFTゲームが世の中に受け入れられるのか…
これについてはまた別な機会に考えてみたいと思いますね(急な続編
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