【深堀】Web3技術を使ったNFTゲームの未来を考える メタバースにおけるNFTゲーム【後編】|WorldCryptoLaboBlog

あらすじ

前回の記事では、NFTゲームの仕組みについて書きました。

今回は、そのゲームを成り立たせるべきメタバース空間について深堀していこうと思います。

ちなみに、前回の記事は【深堀】Web3技術を使ったNFTゲームの未来を考える【中編】|WorldCryptoLaboBlogからご覧ください^^

メタバースをざっくり言うと…

NFTゲームの中には、メタバースを使ったゲームジャンルを考えているモノもたくさんあるかなと思います。

ようはリアルタイムにどこかの誰かがたくさん存在できる空間、と言えばいいでしょうかね。

その空間はリアルタイムで変化をし続けており、僕たちが実際に生きているリアルな世界と同じような流れで、1分1秒が過ぎて行っている場所ですね。

で、そんな場所でNFTを使ったゲームをとなると様々な展開が考えられますので、それは人間の想像力次第と言えます。

ただ、そもそもとしてそんなリアルタイムで変わり続ける世界を維持するためには、どれほどの技術が必要なのでしょうかね?

サーバー負荷の問題 メタバースの世界は成立できるのか

果たして、今のサーバー処理能力で、メタバースの世界を成立させることができるのか?

いやできない(自己完結型)

遥か太古の昔、オンラインゲームでガンダムオンラインというゲームがありました。

通称ガンオンと呼ばれるこのゲームは、52vs52(指揮官1人ずつ)の大型リアルタイム戦略バトル?という奴で、ガンダム関連に出てきた機体を操作し、敵の拠点を落とすというゲームでした。

そんなゲームに筆者もごりっごりにのめりこんでいたものです。(なお、いつの間にかサービス終了していましたね…残念でありますが)

なかなかに面白いゲームではありましたが、永遠の問題として、サーバーのラグがありました。

サーバーとは、このゲームを動かすための母体となっているデータセンターみたいな意味合いでしょうか。

そしてラグとは、いわゆる操作に対する実際の動きのズレのことなどですね。
例えばキャラクターを動かすためにボタンを押しているのに、ワンテンポ遅れて動くとかそういうことです。

さてさて。

ガンオンは合計104人もの人数が同じ空間にいて、それぞれの意志であらゆる動きをしています。
その中でサーバーの負荷が高くなるような場面など(サーバーの処理が追い付かないようなアクションが行われているとかなど)このラグが頻発していました。

敵を倒したと思っても倒せてなかったり、武器を使ったのに動いてなかったりと、とにかくストレスでした。

つまり、これだけ同時にサーバーにアクセスしているということは、それだけサーバーの処理速度が求められるという意味になります。

たった104人がアクセスしているだけで、この様だったというわけです。

もう一つの例をば。

オンラインゲームの一つに、Rustというサバイバルゲームがあります。

これは最近のゲームなのですが(2022年12月現在の話)

筆者が好きなゲームの一つで、酔い止めを飲みながら時々やっているほどハマっているゲームとも言えます。
(時間が溶けるゲームなので、手が空いた時にしかできない残念さもあります)

これはとにかくPCスペックが求められ、自分のカスタマイズしたPCでは動きますが、人によってはそれこそラグが多く発生すると言われています。

これなんかは同時接続人数は何百人のサーバーもあることから、サーバーには相当な処理能力が求められます。

ただ、先に上げたガンオンと比べると、そのサーバーラグは少ないかなぁと言った印象です。
たくさんの人数がいるなかで、結構サクサク遊べてるので(もちろん当時と比べて自身のPCの性能が格段に上がったことを差し引いても)、結構優秀なのだろうなと思います。

メタバースを使ったNFTゲームで求められるサーバーの強さは天井知らず

上記した通り、ゲームで求められる要素の一つとして、そのゲームを成立させられる強いサーバーの有無です。

そのうえで、メタバースを使ったNFTゲームは、果たして成立させることが出来るのでしょうかね?

冷静に考えて、今現在人類が保有する最高の処理能力を持っているPCでは、何千何万、人気の度合いによっては何千万と言った人々が同時に接続して、処理しきるとは到底思えません。

ましてや、各々の服飾系をカスタマイズしたり、建物を建てるとか、内装を作るとかで同様にNFTを使うようになれば。

はたまた、そもそものメタバース空間をデザインする際にあらゆるものにNFTを利用する(石や土や水やあれやこれやそれや)となると、それはもう莫大な処理能力を求められるかもしれません。

そう考えたとき、現在のPC性能ではメタバース空間を成立させることは非常に難しいのかなぁと感じてしまいます。

実際問題、どの程度の負荷が現時点でかかっているのかは中の人でないとわからないと思うのですが、先に上げた通りそこまで綺麗なオブジェクトのデザインでもなかったガンオンやRustでも、それなりの処理能力が求められていました。

それがより繊細に、より美しく作ろうとしがちなこれからのメタバース空間において、かなり大きな問題になるのではないのかなと予想しています

この辺が大きくクリアにならない限りは、出来ても小規模な、それこそ数十人しか入れないサーバーしか運用できないように感じます。

だからこそではありますが、NFTゲームの方向性を考える上では、メタバースをできるだけ使わないゲームを作っていくことが、今の時代においては大切なのかもしれません。

じゃあいったいメタバースは何のためにあるんだ…という疑問が湧いてきますよね。
ええ、それは筆者も実はだいぶ感じていたりもするんですけどね…別にメタバースじゃなくてもいいじゃん…と。

おわりに

3回にわたってNFTゲームとそれに関連する内容を書いてきましたが、予想していたより無駄にながくなりましたしここで一旦完結とします。

語り始めればアレコレたくさん考えるべきことが出てくるのですが、それらは今後小出しにしていければなと思いますね。

NFTゲームは、現時点でのやり方ではまずうまくいくことはないでしょう。
それは3回に渡って無駄に熱弁してきた理由からなんとなく感じれると思います。

それでもなお、NFTゲームを作ろうとする企業は後を絶ちません。
そこに何かどでかい金脈が見えているのでしょうか…
今のPCの性能から見るに、気のせいなのかもしれないというのに…

これが吉と出るか凶と出るか、観測を続けたいなと思います。


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