造顔師と呼ばれる職業にこれからくる未来のビジネスの可能性を視た|WCLブログ

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概要

造顔師という職業が中国で広まってきているようです。

メタバースの流行に伴い、造顔師という新しい職業が注目をされている。アバターの自分の顔を自分でつくるのは難易度が高いため、顔をつくってストアで販売をするのが造顔師だ。若い世代の副業として注目されていると中国青年報が報じた。

メタバースが生んだ新しい職業「造顔師」。顔をつくって月収100万円の副業

今回の記事テーマは、この造顔師とその先にあるメタバース領域でのビジネス展開について考えてみたいなと思います。

アバターの顔をデザインして販売

記事によれば、中国では今造顔師という謎の職業が流行り始めているそうですね。

これは自分の顔を整形する…という奴ではなく、いわばデジタル空間で使われる、自分用アバターの顔をデザインする仕事のことだそう。

月収5万元も稼いでいる人もいると、この記事では報じています。
日本円に換算すると、約100万円も稼いでいるとのことで、こりゃとんでもない金額じゃないかと一人驚いていました。

しかしいったいどうやって作っているのだろう…と疑問に思いましたが、匿名SNS「Soul」がこのサービスの利用者に対し、アバター作成ツールを提供し、それを使用して造顔⇒販売という流れを生み出しているようです。

中身は詳しくはわからないモノの、作成ツールは無料で提供し、それを販売した時の販売手数料を徴収して稼いでいるビジネスなんだろうと予測できます。

つまり

サービス提供者側は、外側だけを準備して、商品はユーザーに作ってもらう。

その販売を自社サービスで行い、そこからの販売手数料を貰う、ってわけですね。

いやー--賢いですね。

企業はとにかくガワだけを準備し、その質を高めるだけに特化すればいいわけで、あとはユーザーが時間をかけて商品を作ってくれる。

それが売れればユーザーも儲かり、企業も何もせずに儲かる。

いやほんと、感心しちゃいましたねこれ…

自分たちの手で世界を創る

このビジネスは良いヒントになります。

というか、筆者もこういった流れになっていくのはある程度予想はついていましたけどね。

メタバース空間や、それに準じたNFTなどなど、デジタル空間への広がりが今後増えてきます。

何しろ、リアル世界でのビジネスには停滞感があり、これ以上大きくなる余地は何らかの技術革新が起きない限りは難しいとされています。

そういった世界環境にある中で、各企業が新しいお金のタネのため、メタバース領域に向かっていっているのでしょう。

でなきゃ、全く盛り上がっていないこのワールドに、多額の資金を出す理由がないですからね。

何かしらお金儲けになりそうだと踏んだからこその行動なんだろうと予想できます。

まぁそれはさておき。

このデジタル空間で必要となってくるのはまさにこの、『デジタル空間そのものをデザインする技術』、これがこれからの時代に求められてくるスキルです。

今回の記事で言えば自分のアバターの顔を作る、という仕事ではありますが、これはデジタル空間を構成するあらゆるものに置き換えることもできます。

むしろ、デザインするものは無限にあります。

服、靴、髪型、バッグから始まり、建物、石や土、木に始まり山や森や崖やあれやそれやなど。

実に様々なものをデザインできます。

そしてそれを、今回の様なデザイン作成ツールを駆使し、作り、それを販売するような時代が間違いなくやってくるでしょう。

いわゆる、芸術センス、デザインセンスがある人が求められていくとも言えるでしょうか。

現に例えばアンリアルエンジン5という、3Dの仮想空間をデザインできるソフトがありまして、なんとこれ、無料で配布されています。

これで作られたゲームなりなんなりで一定以上の売り上げがたったらそこからお金頂戴ね、という仕組みで提供されています。

まさに今回の造顔師とほとんど似たようなやり方を取っています。

なんでもそうですが、やっぱり自分の手で色んなものを作ってみたいじゃないですか。

例えばアンリアルエンジン5を使うことで、自分が好みの世界をデザインすることができるんです。

それってとてつもなく魅力的に思えませんかね?

そしてここから導き出される将来の世界は、このユーザーが主体となって動く未来です。

今回で言えば、自分好みの世界を作ったり、記事にある顔を作ったりして、そのデザインしたものを他のユーザーに販売する。

逆に自分は作れないけど、他の人が作ったデジタル空間を気に入って、それを買って色々と楽しむ。

そういう世界がやってくる可能性は大いにあります。

つまり、将来のデジタル世界を作るのは、企業ではなく我々ユーザーなのかもしれません。

それこそがブロックチェーン技術の本来の目的である、中央集権からの解放を意味しているように思います。

おわり

指導者、権力者、管理者など、名前は違えど僕たちを支配している人々がこの世の中を動かしています。

そうした中、一石を投じたのがこのブロックチェーンと呼ばれる技術です。

これは、僕たちの力で、僕たちが望む世界を作っていく、そういう可能性を秘めた技術ともいえます。

このブロックチェーン技術の祖である「サトシナカモト」は、なぜこの技術を世の中に出したのでしょうか。

謎は尽きません。

ただ一つ言えるのは、支配からの本当の意味での解放を、願っていた…のかもしれませんね~

おあとがよろしいようで。


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