NFTビジネスがWeb3におけるお金儲けのキーワードになるかもな話

※このニュースはWCL会員様向けに配信しているニュースのうち、1本を投資歴15年以上である筆者独自視点で再編集しております。

JCBI、自民党にNFTビジネス報告書を提出|2022年10月6日配信分

JCBI、自民党にNFTビジネス報告書を提出

ザックリ言うと、NFTを使ったビジネスをするうえで、こんな課題がありますよー、と言った報告書のようですね。

詳しくは以下に転載いたします。

事業を阻害しない形での規制の運用(官による取組みを期待する課題)

国際的イコール・フッティング(※)の確保(官による取組みを期待する課題)

プラットフォーム横断的な共通の取引環境の形成(民間の課題)

啓蒙の必要性(官民協働で取組むべき課題)

無断NFTへの対応(官民協働で取組むべき課題)

JCBI、自民党にNFTビジネス報告書を提出

基本的にこの手のモノは、発行元にとって(今回で言えば一般社団法人ジャパン・コンテンツ・ブロックチェーン・イニシアティブ。通称JCBI)都合が良くなるような意見書と捉えるべきです。

もっと平たく言えば、発行者が都合よく儲かるような仕組みにするための要望書ですね。

もちろん企業の目的は世界を救うためではなく、自社がお金を儲けるためにだけ存在しているので、当たり前といえば当たり前なのですけれど、ダイレクトにそう言うと評判が落ちるのであたかも世の中のため、皆のためを隠れ蓑にしております。

その結果がこういった意見書といった形で出てくるわけですね。

JCBIはNFTを含むWeb3がお金になりそうだと勘づき始めている?

最近Web3界隈、特にNFTに関して注目度が上がってきているように感じます。

今回の記事にもある通り、かれらJCBIにとって現行のWeb3に関する法整備に関して不満がある状態ですよね。

今のままではお金稼ぎがし辛いから、我々が儲けられるようにしてくれよ、というメッセージがこの意見書ですけれども、逆に言えば、こう言ったものを出してくるということは、それだけWeb3に対して期待できるものがあると見えてきたのだろうと予測できます。

あまりあてにならない筆者の体感としては、そのうちのNFTという分野においては、より注目度が上がってきているように思います。

今一度Web3の技術にはどんなものがあるのかをおさらいすると…

  • DeFi(分散型金融
  • メタバース
  • NFT
  • SocialToken

大きく分けてこの4つの分野で使われると言われています。

それぞれの技術に関して、個人的にはコラム的な形ででも深堀してみたいなとは思っていますが、世間的にはそれぞれあまり認知度が低いように思います。

ただ、その中でもこのNFTという分野に関して言えば、徐々に浸透してきているように思っていました。

おそらく、Web3を利用したお金儲けをするとしたら、NFTが一番手っ取り早いのかもしれません。

だからこうしてJCBIという謎の団体が意見書を出したんだろうと筆者は想像しています。

我々投資家がWeb3でお金を稼ぎたいのならNFTから入ってみるのもいいかも

Web3を使ったお金儲けを考えるのなら、このNFTが一番とっつきやすいのかもしれません。

分散型投資とか言っても、そこからお金に繋げるのにもぱっとどうすればいいかはわかりませんしね。

メタバースなんてもっとわからない。

でもNFTに関して言えば、何かしらの特典に繋がったりしますし、将来的に価値の上昇も見込める場合があります(下がるのも当然あありますが)

なによりその企業が出している商品を好きな人にとって、彼らが発行するNFTなら欲しいと思う人が一定数いるでしょうからね。

例えばスタジオジブリが天空の城ラピュタの原画をNFT化したとしたら、欲しいと思うファンが山ほどいるでしょうからね。

そこに経済活動が生まれるのは必至です。

そういった意味では、自分が興味を持っている分野の世界でNFTを発行する企業または個人がいた場合、それがどれだけ価値があるものなのかもわかるでしょうから、より手を出しやすいのかなと考えます。

おわりに

筆者的には、このNFTという分野と、トークンエコノミーに注目しています。

理由は単純に面白そうな未来が待っていそうだから、ですね。

そうです、ほぼ筆者の勘です笑

ですが、あながち的外れなことを言っている気もしていません。

物事が広く広がる時は、それが楽しそうな、ワクワクしそうな代物だった時です。

筆者が面白そうと感じるということは、他の人にとってもそう感じやすいものだと思っています。

(まぁ筆者自身が極めて特殊な変わり者だというのは自覚していますので決めつけに近いですが…

それを先読みしての、今回のJBCIの意見書提出というのもあるのかもしれません。

そういったハイエナ的な発想があったからこそ、企業はお金を稼いできたのでしょうね。

流石ですね…


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