アシックスが思い描くスポーツ領域の未来にNFTはどこまで影響を及ぼすのだろうか|WorldCryptoLaboBlog

アシックスxソラナ 新シューズ販売、NFTも付与へ|COINPOST

米国の「アシックス(asics)」は4日、実物の新たなランニングシューズ「ASICS × Solana UI Collection(アシックス×ソラナ ユーアイ コレクション)」の発売を発表した。ソラナカラーが採用された。

アシックスxソラナ 新シューズ販売、NFTも付与へ

アシックスと天下のソラナがコラボでランニングシューズを作るようですね。

これもまた一つのNFTの使い方で非常に興味深いです。

しかしそれにしても、ソラナカラーとは驚きです。

アシックスとソラナのコラボシューズがイケてる模様

この特殊なランニングシューズは見た感じ非常にファッショナブルでおしゃれなデザインといった印象ですね。

当然ソラナカラーということでNFTが絡んでいるのはわかるのですが、具体的にシューズ自体にどんな性能があるのかわかりません。

アシックスと言えば、日本メーカーということもあり、自分のような幅広甲高には履きやすいシューズをたくさん作っています。

筆者の本業の関係上、スポーツシューズはよく目にするのですが、ミズノやニューバランスと並んで、アシックスシューズは幅広メーカーとして人気が高いです。

ですので、このソラナカラーも幅広になるのかなぁと思っていたら、そもそも本家本元であるアシックスジャパンではなく、米国アシックスとのことですから肩透かしを食らった感じがします笑

とはいえ、200USDC(およそ3万円弱|米ドル円150円換算)をSolana Payで支払えば、きっと日本でも購入することができるのでしょう。

どちらにしても、新しい試みなのかなと感じます。

アシックスが出すNFTは、誰のためのアイテムなのだろうかという疑問

一つ問題があるとしたら、そもそもとして、スポーツマンがNFTという存在を知っているかどうかですよね。

こういったデジタル世界と、スポーツは真逆の存在に見えてしまいます。

確かに例えば日本のプロサッカーであるJリーグなんかでは、DAZNでNFTを販売しているので、身近になったと言えばなった気もします。

しかしどちらかというと、こういったデジタル資産という属性には、我々ゲーマーとかそういった成分を多分に含んでいる人の領域のように感じます。

(なお筆者は上記の関係上、スポーツ界隈の領域でも生きているという相当おかしな人物です)

ゆえに、ガチガチのアシックサー(筆者の造語で、アシックスファンの事)にとっては、特に響くような内容ではないのかもしれません。

いやそもそも、存在自体が知らない可能性の方が非常に高いですね…

やはりこれはまだまだ認知度が低いのがNFTも含むWeb3技術の辛いところです。

ですのでこのアシックスの試みは、届くべき人の所に届くというよりは、どちらかというと転売ヤーの餌食になってしまいそうな気がしてしまいます。

まぁそれも想定に入れているような気もしますけどね。

あくまで話題性をメインにしているのかもしれません。

流石にスポーツマンはデザインだけで選ぶわけではなく、特にシューズに関してはフィット感などが重要ですから、適正距離、路面の状況、反発力、フィット性、トラクション力等々を踏まえたうえで普通は選びます。

デジタル画像だけを見せられて、これにする!という人はまずいないでしょう。

ということは、もしかするとこのシューズは、実用性は全く考えず、あくまでディスプレイ用、コレクターズアイテムというイメージでしか考えていないのかも…

おわりに

最後グダグダを気になることを書きましたが、冒頭に書いた通り、面白い試みだなと感じます。

以前から筆者は想定はしていましたが、NFTを利用したデジタル資産はもちろんとして、それに付随してリアル資産にもなるということですね。

おそらく今後も、こういったデジタルとリアルの融合を目指したNFTも増えて行くように思います。

やっぱりデジタル資産だけだと『所有している』、という感が薄れますからね。

デジタルの食べ物を貰ったとしても、それを食べて生きることはできませんから。

必ずどこかで現実世界に影響を与えるようなものがないとちょっと困ります。

今後も注目すべきアイディアだと思いますね。


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