
序文
皆さんはメタバースという言葉を耳にしたことがあるでしょうか?
まぁ、このブログにたどり着いているのならば、当然耳にしたことがあるのでしょうが。
そんなメタバースを一言で言えば、自分たちの力で世界を生み出す、と言えるでしょうね。
とはいえ、今現在生み出されているであろうメタバースは、筆者の中ではどれもこれもが本来あるべきメタバースではないように思います。
そこで今回の記事では、筆者が勝手に妄想したメタバースの世界を解説していこうかなと思います。
マイクラを土台としてメタバースのあり方を考える
メタバースはいわば無限の自由度を持つ空間的世界だと考えています。
超ざっくり言えば、世界的有名なゲームであるマインクラフト(以下マイクラ)のもっとずっとはるかに自由度があるゲーム空間みたいなものですかね。
マイクラは筆者も結構やったものですが、あの延長線上にあるものがきっとメタバースになっていくのかなと思います。
マイクラでは元となる素材をどうにかして集め、家を作り、街を作り、土地を改変し、武器を作り…といった遊び方が基本です。
いまだに本当によくできたゲームデザインだと言えます。
(素材デザインはめちゃくちゃダサいですが)
メタバースはそれと同じこと以上の、あらゆることが自分で作り上げることができる世界だと思っています。
言ってしまえば、個々人のアイディアが力を持つ世界と言えるのではないでしょうか。
メタバースのキーワードは、ひとりひとりの世界
今この世の中で作られているメタバースは、企業が作り出した企業にとって都合のいい世界です。
そのため、彼らのルールの中でしか成立することは無く、自由度が圧倒的に低くなります。
まずそもそも土地という概念に縛られているのがおかしな話で、現実世界の常識に引っ張られすぎています。
筆者としては、その空間そのものを支配するほうがしっくりくると思います。
例えば一定の座標の中にある切り取った空間の中を、自由にできる…といったイメージですね。
とはいえ、筆者としてはそれが物事の本質ではなく、最も重要なのは、一人一人のイメージが世界を生み出す、ということです。
つまり、一人一人それぞれのメタバース世界がある、ということですね。
【決められた空間の中にある、決められた座標内にある部分だけがその人の自由な空間】
という解釈は、井の中の蛙大海を知らず状態です。
それは井戸を掘った人間の意図の中でしか生きていないことを意味します。
果たしてそれは、本当にメタバースと言えるのでしょうか?
一人一人が思い描いている風景や映像を一つの世界として生み出し、それを自由楽しむことこそが、本来のあるべきメタバース世界なのではないかと思っています。
誰かが作ったメタバース世界の中で過ごすことに意味はあるのか?
メタバースという新世代の技術を使うにおいて、企業が我が物顔で自社のメタバース空間を押し付けることに筆者は強く反対します。
なにより、そのような世界はひとりひとりに受け入れられることはまずないでしょう。
現に、今の世の中に表れているメタバース空間は、全く流行っていません。(自分の知る限りでは…ですが)
そもそもとして、非中央集権制であるWeb3技術において、中央集権の権化というべき企業が管理をしている時点で矛盾してますよね?
彼らが個々人の望むままの世界を作れるのならどうぞメタバース世界を作ってください。
けれど、そんなことは永久にできるはずもなく。
そんな誰かが作った世界の中で生きることに何が面白いのでしょう?
自分たちが作り出した世界にこそ、価値があり意味があり楽しみがあるのではないかと筆者は思うのです。
企業はひとりひとりがメタバース世界を作り上げる手助けをするべき
マイクラは本当によくできたゲームだと思います。
いまだに時間があればやりたいなと思ったりしてしまうぐらい、高い自由度を誇っています。
企業はいわば、その枠組みだけを作ってあげるだけでいいのです。
つまり、個々人がメタバース空間を作るために必要な素材やツールなどを、有償または無償で提供すればいいのです。
例えば、そのメタバース空間を生み出し、管理、カスタマイズできるようなソフトを開発、販売する。
ユーザーはそのメタバース創造キットを使って自分の好みの世界を作る。
またそのメタバース空間で使われそうな素材(家の壁デザイン、山の基礎デザイン、水のゆらめきパターン、空の色、空気の流れなどなど)を、NFT化して販売する。
そういったデザインはそれこそ採掘用メタバースワールド等でGetしたり、企業がなんらかの仕事を依頼した報酬として配布したり、外部の有償イベントなどで手に入れたりできる。
他にはデザインツールを販売し、ひとりひとりの自由なデザインで、だれでも簡単にNFT化して販売もできるような下地を作る。
まだまだ考えれば色々出てくるかなぁと思うのですが、一旦はこの辺にしておこうと思います。
こういった形で、あくまでひとりひとりの想像し、創造する世界を作るための手助けをするためのツールを企業は提供していけばよいのです。
それがメタバース世界の未来において、求められるものだろうと筆者は考えます。
おわりに
未来のメタバースデザインは考えれば考えるほど面白いテーマだと思います。
ですので筆者の時間と妄想力が働く限り、思いついた時にでも書いていけたらと思います。
あなたが考える未来のメタバース世界はどんなものでしょう?
是非考えてみてくださいねっ
何か面白いアイディアが思いついたら、是非ツイッターなどで呟いてみたりしてください。
筆者が急いでフォローしに行くかもしれません笑
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