![[コラム]暗号通貨は本当に資産とは言えないのか?二面性だけでは語れないワケ|WorldCryptoLaboBlog](https://www.wcrypto-labo.com/wp-content/uploads/2022/11/暗号通貨は資産?-1024x538.png)
暗号通貨は資産かどうかを勝手に解釈してみる
資産と言えば何を思いつきますか?
我々投資家からすれば株式だったり債券だったり商品だったり通貨だったりと思いつきます。
一般人だったら、車とかケータイとか家とか、そういうものをイメージするかもしれませんね。
さてそれを前提において。
暗号通貨って資産だと言えるのでしょうか?
今日はそんな話。
そもそも資産の定義をかんがえてみた
資産と一言で言えば自分(または他人)が持っている価値あるもの、と言えるかなと思います。
(厳密には財産のことですが、今回の記事では価値あるもの、という解釈で行きます)
でもその価値って、人によって変わってきますよね。
電車しか使っていない人が車を持ったところでただの金食い虫になりますし、賃貸住宅に住んでいて満足している人が、持ち家を買いたいと思わないと思います。
それこそ、某アイドルグループなにがし48の握手券付きCDなんて言ったら、人によっては資源の無駄としか思わないかもしれません。
(別に当て馬に使っているわけではありませんのでご了承ください…ぱっと思いついたもので…
つまり、その人の属する世界において、価値があるものとないもので分かれている、ということですね。
暗号通貨とは資産なのかをかんがえてみた
じゃあその人によって変わる価値がある中で、暗号通貨は果たして資産と呼べるのでしょうか?
これ、今の文章を読んでいれば答えは簡単にわかると思います。
暗号通貨においても、「資産だ」と「資産じゃない」の二面性があります。
ややこしいですよね。
よって、暗号通貨は資産だ、という人も正しいし、資産じゃない、という人も正しいといえます。
まるでシュレディンガーの猫状態ですね笑
でもそれが正しいんだから仕方がないです。
どっちかハッキリしたい人の気持ちはわからずもないのですけれど、それを論ずる意味がないということを理解して欲しいものです。
よってこの問いの答えは、暗号通貨は資産じゃない、でもあるし、暗号通貨は資産だ、でもあります。
価値とは何かをかんがえてみた
そもそもとして、どんなものが価値があると言えるのか…と考えてみたいですね。
価値の基準を図るのはとても難しい事なのですが、先ほどのアイドルグループの握手券を例にとりますと…
握手券はファンからしたら是が非でも欲しいものですよね。
憧れのあの子とお近づきになれるチャンスだ!という幻想を抱かせてくれる魔法のアイテムです。
(どこかの漫画で幻想と書いてアイドルと読ませていましたが言い得て妙だなと思いましたね)
つまりこの場合、握手券を持っていれば、アイドルと握手することができる権利がもらえるわけです。
これがこの券の具体的な価値といえますね。
けれど、そんなアイドルに興味がない人にとってはただの紙屑です。
つまり、この握手券が価値あるものとして成り立つためには、近づきたいという下心を持っているファンが一定数いることが大切です。
ファンが価値あるものと信じていることで、価値が生まれるということですね。
なにやら進次郎構文みたいなことを言っているように見えますが、筆者はいたって大真面目ですはい。
何が言いたいかというと…
ある特定のモノやサービスなどに、具体的な価値を見出せる人にとっては価値があるのです。
そしてその価値とはいわば、各個人が持っている欲を満たしてくれるもの、と言い換えることができるかもしれませんね。
暗号資産の価値とは何なのかをかんがえてみた
そもそもとして、暗号通貨とはどういう目的で生み出されたのかって話が抜け落ちていますよね。
そこでウィキペディアに書いてある文章を拾ってきました。
暗号通貨(あんごうつうか、英: cryptocurrency、crypto-currency、crypto)は、交換媒体として機能するよう設計されたデジタル資産の事であり、個々のコインの所有権の記録は電子化されたデータベースという形の台帳に保存され、強力な暗号によって、取引履歴の安全性が保障され、新たなコイン生成が管理され、所有権の移転が確認されるものである。
暗号通貨|Wikipedia
これが本来の暗号通貨の価値です。
お金儲けの手段としてしか見れていないように思われますが、本来は社会を安全安心そして便利にしようとするテクノロジーなんですよね。
ゆえに、世間では認識が間違っていると言わざるを得ません。
あくまでお金儲けは物語で言うサイドストーリー、アイドルグループの握手券のおまけであるCD(割と皮肉です)、みかんにおける頭に付いてるヘタでしかない、ということですね。
それがたまたま一時的にお金を大儲けする人が多発したせいで、偏ったイメージが付いてしまったのです。
もちろん暗号通貨の価値の一つとして、お金儲けの手段として考えることは否定するものではありません。
それこそ、冒頭でも述べました通り、人によってそのモノに対する価値の基準がバラバラです。
いくら筆者が暗号通貨の本当の価値はこれだ!と言っても、それはそれで正しいと思う人もいれば、間違っていると思う人もいます。
暗号通貨を資産じゃないという人の意見は尊重されるべきですし、その通りです。
でも一方では価値ある資産として考えている人の意見も尊重されるべきですし、これもまたその通りなのです。
おわりに
物事には陰と陽、善と悪、正しいと間違いといった感じで相対するものがあるように見えます。
けれども、現実社会において、必ずしも2つのうちどちらかが正解というものでは済まないものがたくさんあります。
よく言われている言葉に、正義の反対はまた別の正義というのがあります。
なるほど、と言わざるを得ませんよね。
追伸
筆者的には、この有象無象がはびこる暗号通貨領域において、モノによっては資産価値があるものもはあると思っています。
それこそ、社会として役立ちそうなもの、便利になりそうなものなどですね。例えば案外リップルとかは送金目的としてずっと使われそうな感じがしてます。
何しろ送金手数料安いですからね~
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