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記事要約
・NFT廃品回収業者がいるらしい
・元々人気があったNFTばかりを買い集めている
・将来価値が戻った時の転売目的？
・＋αの価値をつけることもできる
廃品回収業者がデジタル世界にも現る
価値がなくなったNFTの廃品回収業者がいるそうです。
2021年のブームの後、NFT取引の盛り上がりは沈静化した。暗号資産（仮想通貨）価格は大幅に低迷し、NFTに対するメインストリームの関心も薄れ、NFT価格は下落した。
「価値を失ったNFT」を収集するサービス、その狙いは？
損失が膨らんでいるNFTを買い取るサービスを行っている「アンセラブル」、という企業がいるようです。
なんとも興味深い…
ということで、今回はこの記事について、掘り下げていきたいなと思います。
この記事によれば、買った金額より安くなってるNFTを買い付けることで、税金が減らせるそうなんです。
ずいぶん謎なサービスです。
でもそれにはある思惑があります。
リサイクルショップの様な印象
これ
個人的には廃品回収というよりも、ブックオフとかそういったリサイクルショップの匂いがしてきますねー。
どんなビジネスもそうですが、その裏側には必ず儲けられる仕組みがあります。
あんだけ安く買い取られるブックオフだって、販売するときはめちゃくちゃ高く売ってます。
そうすることで、儲けられるからですね。
ということは、このNFT買い付け業者も、そういったリサイクルショップのような、転売ビジネスといえるでしょうか。
それが現物じゃなくて、デジタルデータってだけの話で。
一時的に価値が落ちている間に集めている？
にしても相当賢いかもしれませんねこれ。
何しろ、買い付け手数料は数ドル＋ガス代ってことですから、要は1000円ぐらいで1つのNFTを手に入れられるってわけですね。
そして今は暗号通貨領域冬の時代と言われています。
株式相場で例えれば、サブプライムローンやチャイナショックのような、市場に対するネガティブな影響による暴落が起きている状態ですね。
それに倣って言えば、NFTの価値も大暴落状態でして、適正な市場環境にあればそれなりに高く売れたものも、超値下がりしているとみることができるってわけですね。
そういう環境を利用して、あとで一儲けしようぜ！って考えたのがこのアンセラブル社といえるのかなーと。
記事では一応回収しているNFTのテーマがあるようで、
アンセラブルが購入しているNFTの大半は派生プロジェクト、つまり、人気NFTプロジェクトの関連コレクションだ。例えば、Bored Ape Yacht Club（BAYC）の派生版「Anatomy Science Ape Club」、Goblintownの派生版「Baby Goblinz」などだ。
とのことですね。
つまりなんでもランダムに買い付けていますよ！というよりは、元々人気があって、今は一時的に価値が落ちてる（と推測している）NFTを狙って回収しているわけですね。
こうなってくると、そのうち来るであろう暗号通貨領域の回復を狙って、めぼしいものを安く手に入れているようにしている感じてきますね。
いやーー賢いですねぇ。
もちろんその辺の価値があるものや、将来へのリスクってのを勘案したうえで、今回の様なアクションを取っているわけですから、それなりの資金力が無いと厳しそうですけどね。
＋αの価値をつけて再販もできるのでは？
ただ思ったのですけれども、
買い集めたコレクションを単体の価値ではなく、何らかの価値をプラスしたうえで売却する
という手法も取れるのではないでしょうか？
そう考えると、なかなかに面白そうですね。
例えば、自社で開発したサービスを利用する方に、これをプレゼントする、とかね。
または、自社サービスを使うためにはこのNFTを持っていないと…とかなんとか。
うん、そう考えるとたぶんやりようはいくらでもありそう。
想像よりもずっと面白いことになるかもしれませんね～
記事のまとめ
・NFT廃品回収業者がいるらしい
・元々人気があったNFTばかりを買い集めている
・将来価値が戻った時の転売目的？
・＋αの価値をつけることもできる
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