日本のデジタル庁がWeb3について動く裏の意図を読むと…

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日本のデジタル庁、Web3研究会を設置|2022年10月3日配信分

日本のデジタル庁、Web3研究会を設置

タイトルの通り、政府は昨今のメタバースなどのWeb3に向けて、研究会を設置したとのことですね。


時代の最先端を目指すべく設置したと思われますが、そもそもWeb3の本質的な部分は今までの中央集権による支配から解き放たれることだと思います。

そのため、中央集権型から非中央集権型への変化となるわけですが。

その移行に関して、どこまで中央集権が手を出すかによって、大きな矛盾を孕んでくるように感じます。

中央集権側がどこまで非中央集権型に口と手を出すかで意味が変わる

政府とはいわば中央集権の権化であり、日本の支配者と捉えられます。

かたやWeb3に関して言えば、そういった支配者からは程遠く、参加者それぞれがそれぞれを管理運用する技術だと筆者は解釈しています。

ですので中央集権側が手を付けるラインによっては、結局元の中央集権型と変わらないじゃん…となるように思えてなりません。

そもそもとして日本国民の幸せのために政府はWeb3は活かせるのか?

彼ら政府が考えていることは、いかにして国民からお金を搾取し、自分達が得するか…という点です。

残念ながら日本国民の幸せのためには一切行動はしません。

でなければこれほどまでに日本の幸福度が低くなる理由はありませんからね。

※2022年世界幸福度ランキングで日本は54位で、先進国では最下位。

その中身を解剖してみると、主に社会的自由と寛容度がかなり低くなっています。

社会的自由とは、働く環境の自由と言論の自由、報道の自由。

そして寛容度とはボランティアや慈善活動が挙げられるようです。

つまり、Web3を推進していくとしたら、これらの問題を改善そして解決していくような取り組みに向かう必要があります。

ちろんこのランキングにおける幸福度の条件のうち、報道の自由に関して言えば日本は世界屈指の自由度を誇っているのは一般常識です。

メディアがあれほどまでにやりたい放題やっているのに、政府から何のお咎めもないのは常軌を逸しています。

ですので幸福度ランキングで使われているデータの真偽性に関して、だいぶ怪しいところではありますので、その点を頭の片隅に入れておく必要はありますけれど。

しかし、働く環境や言論の自由度なんかは、思い当たる節がありすぎるかもしれませんね。

筆者の頭では、これらの問題を改善するためにWeb3を使うとして、具体的にどのような方法があるかは思いもつきませんが。

おわりに

何事にもいても言えることですが、何かアクションがあった時、そこに何らかの隠された意図があると考えるのが素直かなと思います。

筆者的には大体において、表の意図の他に裏にもあると考えるべきでしょう。

そう考えたとき、彼らデジタル庁がWeb3を支配下に置き、自分たちの都合のいいようにコントロールをしたいといった意図があるのが予想されます。

それを前提条件に考えたとき、自由で便利で楽しいWeb3は、本当に実現できるのでしょうか?

色んな意味で今後の展開が見ものですね…


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