日本発パブリックブロックチェーン アスターネットワーク(ASTR)のわかりにくすぎる特徴解説を解説してみた|WorldCryptoLaboBlog

日本発のパブリックブロックチェーン「アスターネットワーク(ASTR)」とは|特徴や仕組みを解説

日本経済新聞にWeb3広告を出したり、国内の大手企業との提携を進めたりするなど、国内での存在感を急速に高めている「アスターネットワーク(ASTR)」。アスターネットワークは、日本発のパブリックブロックチェーンです。

日本発のパブリックブロックチェーン「アスターネットワーク(ASTR)」とは|特徴や仕組みを解説

アスターネットワークと呼ばれる謎のブロックチェーンがあるそうですね。

筆者は今回の記事で初めて知りました。

記事にある通りなのですが、2022年の9月にASTRトークンを日本で初めて上場させたアスターネットワークのようですね。

では今回の記事の内容をいつもの通りにこのブログで解説…ではなく、専門家じゃないと全く分からない、その専門用語の数々について文句を書いていきたいなと思います。

気軽に参加できない? 我々に何を伝えたいのか誰にもわからない専門用語たち

筆者はこの記事を読んでいる途中、猛烈な睡魔に襲われました。

睡眠導入剤としては非常に効果の出る文章と言えるでしょう笑

ですので、睡眠不足に悩まされている紳士淑女諸君にとっては、有意義なツールと言えますね。

…まぁ冗談はさておき(といっても、割と本気で冗談ではないんですけれども)

つまり何が言いたいかというと、この記事、何を書いているのかさっぱりわからないんですよね。

筆者の読解力の問題もあるかもしれませんが、このわかりにくさは致命的な問題です。

というのも、こういった難解な専門用語の羅列が、新規参入者の最大の参入障壁になっているんですよね。

投資の世界でもよくあることなのですが、本当に専門用語だらけなんです。

長くやっている筆者でも、投資ジャンルによっては何を言っているかさっぱりわからない時が多々あります。

ロングとか、ショートとかなんなの?

オプション取引って何?

10年国債とかどういう意味?

みたいな感じですね。

こんなの、ぱっと言われて想像が付ける人なんかほとんどいません。

こういう、ほとんどの一般人が分かりにくい用語を数多く使うやり方は、本当に良くないですよね。

なぜもっと万人にわかりやすく、納得しやすい用語にしないのでしょうかね。

で、この記事にあるような専門用語は、一般人には理解不能。

もはや異国の言葉です。

このひと、何か召喚でもしているのかな?…とりあえず関わらない方がいいよな絶対…

…と、思ってしまってもおかしくない内容です。

間違いなく業界の努力不足と言えるでしょう。

それは、この記事を発行しているcoinpostも例外ではありません。

アスターネットワークの特徴を筆者が人柱になってかみ砕いて解説する

覚悟を決めた筆者は、このアスターネットワークがいったい何ができるのかを、万人にわかりやすくするために考えることにしました。

どうやら特徴は3つあるようで、先にそれを書いておきます。

① クロスバーチャルマシン機能

② dApps Stakingの導入

③ L2ソリューションに対応

…これを見たとき、やっぱりかみ砕くのなんて辞めとけばよかったと、この時ばかりは後悔しましたね。


① クロスバーチャルマシン機能の説明

クロスバーチャルマシン機能から行きますと、二つの仮想マシンで使えるよ、とのこと。

その二つとはイーサリアム仮想マシンとWebAssembly仮想マシンになるようです。

それぞれ、EVMとWASMと略したりできるみたいですね。

仮想マシンというのは、仮想空間に別のPCを作るみたいな感じです。

まずイーサリアム仮想マシンについてですが、スマートコントラクトのコントラクトコードを実行するための翻訳機として機能するものだそうです。

もうこの時点で訳が分かりませんが頑張ります。

スマートコントラクトは、ある条件が達成されたら、自動的に次のアクションをする、という考え方らしく、自動販売機みたいなものと考えることができるみたいですね。

スマートは自動的に実行するという意味になり、コントラクトは契約する、締結する、取り結ぶという意味だそうで、つまり条件が整ったら自動的に契約するよ、という技術がスマートコントラクトというわけですね。

イーサリアム仮想マシンで使えるということは、

【イーサリアムを使った売買などの時にアスターネットワークが使えるよ】

という意味になるかなと思います。(解釈が難しいので間違っていたらスイマセン…

そしてもう一つのWebAssemblyという謎のワードですが、、どうやらプログラム言語の一種らしく、ブラウザで使える新しいコードのことらしいですね。

なので超端的に言えば

【ブラウザ上で使えるよ】

ということになりますね。


② dApps Stakingの導入の解説

イーサリアム上のアプリで使える

・ WebAssembly

ブラウザで使える

このdApps Stakingは記事にもありますが、ようはこのアスターネットワークで何らかのアプリを開発したとき、その開発者にお金が入るような仕組みということですね。

厳密に言うと、ASTRトークンを稼ぐことができるとのことです。

また、ASTRトークンを持っている人は、応援したいアプリに対してステーキングをして、トークンを稼ぐこともできるようですね。

ちなみにステーキングとは暗号通貨を特定の所に預けることで、報酬を貰える仕組みのことです。

今回で言えば、開発者のアプリに投資することで、トークンを貰うようなイメージですかね。


③ L2ソリューションに対応

暗号通貨界隈では、通貨を移動したり売買するごとに、通信料みたいなものが発生します。

それをガス代と言ってるんですけど。

そのガス代が、取引量の増加とともにそりゃあもう値上がりを続けました。

その原因が処理能力の問題です。

ネットワークが渋滞していてめちゃくちゃ時間がかかるので、速く通りたいならもっと金払え…といった状態になっているということですね。

イーサリアムのガス代なんかは本当にひどいもので、筆者はもはや一番のアンチイーサリアムになってしまっているぐらいの高騰を続けていました。

それが従来のL1ソリューションとのことなのですが、それをL2に対応できるようにすることで、慢性的に起きている渋滞を解消しようと設計されているようです。

技術的な部分はこちらで解説されているのでそちらを読んでいただくとして。

つまり謎技術により、交通渋滞に対し対応した仕組みを使っていますよ、というのが今回のアスターネットワークというわけですね。

おわりに

駆け足で解説しましたけど、つまりはアスターネットワークは国産のパブリックブロックチェーンとして非常に便利ですよ、という話ですね。

でもきっと一番重要なのは、日本語で対応ができること、なのかもしれません。

基本的にこの手のモノは、海外産しかないので、どうしても日本は後れをとっています。

そうした中、このような国産のブロックチェーン技術は、我々日本人にとってはこの世界をより身近にしてくれる存在になるかもしれません。

ASTRトークンの価値は昨今の暗号通貨市場の流れを継いで低迷していますが、そもそもとしてこのトークンは何に使えるのかがあまり見えていません。(少なくとも筆者は)

今はまだまだ選択肢がすくないのでしょうかね。

アプリ開発者を応援するためのトークンとのことですが、逆に言えばそれ位しか今の所見えていないところです。

今後に期待、と言ったところでしょうか…


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※このニュースはWCL会員様向けに配信しているニュースのうち、1本を投資歴15年以上である筆者独自視点で再編集しております。