メタバースやNFTなど、Web3でしかできないこととはどんなことだろう?

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岸田首相、所信表明演説でメタバースやNFTなどWeb3に言及|2022年10月4日配信分

岸田首相、所信表明演説でメタバースやNFTなどWeb3に言及

メタバースやNFTと言ったWeb3は、既存の作られたシステムから大きく離れたものになると予想されます。

逆に言えば、メタバースやNFTが無ければ出来ないことで使われることが大前提であり、記事内にあるようなマイナンバーカードと健康保険証の一体化などに使用は、別にこれらでなくてもできるような気がしないでもないです。

そう考えると、政府のWeb3に対する知識の浅さが透けて見えてくるように思えてなりません。

おそらく専門家がいないのでしょうね。

メタバースでできること、NFTでできることを考えてみよう

メタバースはデジタル空間における活動範囲のことですから、いわば我々リアルに生きている人間が自由に世界を作り上げるってことになります。

宇宙を創るとも言えますね。

でもその世界では、現実世界では出来ないことができるようになるわけです。

例えば空を飛んだりテレポーテーションをしたり魔法を使えたり建物を作ったり、たりたりたりたり。

筆者は今の所メタバース内で出来ることには妄想力が働かないので、これらについては他の方にお任せしますが、少なくとも今生み出されているメタバース世界には、あまりそれほど価値はないモノであることはわかります。

事実、全く流行っていないですしね。

そもそもとして、まだまだ未成熟な分野なんだろうと思います。

ですのでここからさらに技術革新が生まれることを期待したいのがメタバースですね。

翻ってNFTに関しては、実に様々な運用ができるように思えます。

NFTはめちゃくちゃ簡単に言えば、ただ一つモノ、と言えますかね。

例えばミカンが100個あったとして、それ自体はただの果物で、同じ形をしてるどれも同じものと見なしますよね。

でも実際は全く同じものなど一つもなく、ちょっと角ばっているものもあれば、ちょっと甘みが強いもの、ちょっと小さいものなど、それぞれがそれぞれの個体差を持っています。

で、それぞれのモノがそれぞれこの世の唯一モノものとして存在していると考えたとき、それを証明するのがNFTという訳ですね。

個体番号みたいなものと言えますかね。

摩訶不思議業界的に言えば魂のコード化ともいうべきものが、NFTと言えるかもしれません。

今現在では、NFTを持っていることで、特定のモノやサービスを受けられるといった使われ方をしています。

ただ単純に、自分が興味のあるジャンルのNFTを集めたいといった、コレクターズアイテムとしての側面もあります。

もっとも、ほぼすべてのNFTはお金儲けの手段に成り下がっていますけどね…悲しい現実ではありますが。

NFTはいわばゲームにおける数が制限されているレアアイテムの立ち位置

ゲーマーの方ならすんなり受け入れられやすいのが、NFTはゲームにおけるレアアイテムという立ち位置ですね。

しかも数が決まっているという。

むかーしハンターハンターというジャンプ漫画で、グリードアイランド編というシリーズモノがありました。

そこでは、数が限定されているカードアイテムなどを駆使して、指定されたカードを集めるという、漫画内のゲームのようなモノでした。

そのカード類はモノによって数が多いもの、極端に少ないモノなどが決まっており、少なければ少ないほどそれに応じて強い効果が得られるというモノでした。

筆者は好きな漫画だっただけに、楽しんで読んでいたものです。

今思えば、その仕組みはまさに今のNFTに通ずるものがあります。

今まではそんなゲーム内だけ限定だったレアアイテムみたいなものを、現実世界で持てるようなイメージですね。

で、そういった限定NFTを持っていることで、様々な効果を現実世界で発揮することができる…という訳です。

うーん、そう考えるとなんだかワクワクしてきますね。

おわりに

まずやりたいことがあって、それがWeb3を使うことで劇的に楽になるから採用する…という流れが大切です。

政府の考えていることはまだまだ浅く、Web3を使ったほうが楽になる…と言った状況には程遠い印象ですね。

こういった革新的な技術は、個人個人の発想力に委ねたほうが、間違いなく広がると思います。

政府は、そういった個々人の能力を伸ばすための環境づくりを整備するだけで十分なのではないでしょうか?


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