
暗号資産ローン、中南米で広がる──高インフレと利上げで需要増|2022年10月13日配信分
暗号資産ローン、中南米で広がる──高インフレと利上げで需要増
新型コロナウィルスの影響がこんなところにもと言った記事ですね。
これによれば、新型コロナウィルスの影響でインフレが加速し、銀行の貸付金利が爆発的に高まったとのことです。
それにより、銀行からお金を借りづらくなり四苦八苦している所に今回の暗号通貨による貸し付けが広がったとあります。
高過ぎる中南米の政策金利
中南米の政策金利を調べてみると、なるほどどの国も異常なほど高くなっているようです。
ちらっと調べた限りではブラジル13.75%、ペルー7%、チリ10.75%、メキシコ9.25%、そしてアルゼンチン75%!?などといった状況です。※2022年10月17日現在の情報
アルゼンチンの75%というとびぬけて高い政策金利は何かの見間違いかと5度見ぐらいしましたが、どうやら間違いなさそうです…いったいアルゼンチンという国に何があったのでしょうね。
とまぁそんな状況ですから、中南米に住まう人々の資金繰りが非常に大変な状況だということが窺えます。
そんな状況の中、登場したのか今回のニュースにある暗号通貨のローンというわけですね。
暗号通貨は世界を救う?
ローン自体に悪いイメージを持たれる方もいらっしゃるのは理解しておりますが、これがあることで救われる人もいるのも事実。
世の中には良い借金と悪い借金があります。
この辺は【書籍 金持ち父さん貧乏父さん/ロバートキヨサキ著】を読んでいただくことで理解できるかと思いますが、いい借金を使うことで、借金をしない場合と比べ大きく事業を拡大できるチャンスが生まれたりもします。
けれど金利が高すぎると返済額も莫大になり、そのチャンスすらも生まれない状況ができたりします。
それが暗号通貨を担保にすることで資金を借りれる状況ができるのであれば、非常に助かるのではないでしょうか?
そもそもとして、世界には信用を担保できるようなものを持っておらず、銀行口座を作れない人が数多くいます。
そんな人たちでも暗号通貨は購入できたりするわけで、そう考えたとき、世界中にいる銀行口座が持てない人たちにとっての受け皿にもなれるといえます。
思った以上に多くの人を救えるのが、この暗号通貨という技術なのかもしれませんね。
おわりに
我々日本人の法定通貨である日本円は、米ドルに対して異常なまでに売られている状態です。
このまま売られ続ければ、日本円だけを持ち続けることに対して、不安を抱く人が増えてくるかもしれません。
そうした中、複数の金融資産も保有することで、資産全体のリスクを抑えようと考えるかもしれません。
その時の選択肢として、資産価値を維持するための暗号通貨の購入が、重要な意味を持つ場面がやってくるかもしれませんね。
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※このニュースはWCL会員様向けに配信しているニュースのうち、1本を投資歴15年以上である筆者独自視点で再編集しております。