美術品をNFT化?お金儲けだけじゃないブロックチェーン技術使い方

ウクライナの美術館、NFTオークションを通じて芸術や文化遺産を保護

ウクライナの美術館、NFTオークションを通じて芸術や文化遺産を保護

NFTに限らず暗号通貨界隈では、どうしてもその特性上お金を儲けるための仕組みとしてとらえられがちです。

現にお金を持っている人たちの中では一種のマネーゲームと化していて、本来のNFTの優位性はなかなか目につきにくいです。

けれど今回の記事では、改めてNFTという最先端のツールの存在意味を再確認できたように思います。

ブロックチェーン技術が採用されているNFTの凄さ

NFTを使った資金提供では、安全に相手側に届くことができるという特徴があります。

というのも、NFTにはブロックチェーン技術が入っているので、資金の移動には全て足跡が付きます。

入り口から出口までしっかりと追跡できるということですね。

これのなんと素晴らしい事か。

例えば友達に郵便を出したとして、途中で残念なことに荷物が行方不明になったとします。

こうなった場合は大体出てくることはありませんから、もう泣き寝入りするしかなくなりますよね。

泣き寝入りするしかなくなりますよね。

しかし、ブロックチェーン技術を使えばそうはなりません。

誰が出して今どこにあって、誰の手元に届いたかがしっかりくっきり記録に残るわけです。

その記録を追っていくことで、仮に盗まれたとしても見つけることができちゃいます。

ですので、NFTを使った資金提供は、安心安全信頼性抜群となりますね。

NFTの可能性ー現物とデジタルの融合の先にあるものー

今回のニュースでは、ウクライナにあるハルキウ美術館が所蔵するコレクションをNFT化し、バイナンスで取り扱いをスタートしたとありました。

具体的にどういった形で所有となるかはニュース上では書いてはおりませんが、あくまで保管はこのままハルキウ美術館が行うとかになるのでしょうね。

まさか購入者に非常に繊細な美術品を送るわけにもいかないでしょうし、飾る際のプレートか何かに【○○氏所有の一品】、みたいな形をとるのが素直かもしれませんね。

一つ言えることは、NFTの可能性として、現物とデジタルを融合させて合わせて一つのモノという扱いが今後増えてくるのかなと感じますね。

なので限定品を買い占めて転売するような輩に対する対策にもなりますし、盗品を転売サイトで裁くのが物理的に不可能になっていく世界になるでしょう。

この美術館のアイデアは、NFTを使うことで理想的な市場が生み出されるきっかけになるかもしれません。

今から待ち遠しくありますね~

おわりに

今回は美術品のNFTではありますが、こういった仕組みは今後ますます増えて行くと筆者は考えています。

例えばジャニーズ事務所は、コンサートのチケットの一部をNFTして販売したようです。

転売が不可能になり、本来手が届くべき人に届くようにするための施策とのことですね。

冒頭にも書きましたが、NFTはどうしてもお金儲けの手段として周知されすぎています。

(もっともブロックチェーン技術を使ったWEB3全体がそんな感じですが)

しかし使い方の一つとして、ファンのためのツールとして非常に便利なものにもなります。

使い方次第で無限の可能性がある…

それがブロックチェーン技術だと思うと、我々は今この瞬間、こんな素敵な技術に触れていることは、とってもとっても幸運で意味のある事なのかもしれませんね!


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※このニュースはWCL会員様向けに配信しているニュースのうち、1本を投資歴15年以上である筆者独自視点で再編集しております。